お知らせ 2021.05.28.(金)

新製品「マグネタクト アニマル」発表のご案内

この度、福永紙工は新製品「マグネタクト アニマル」を発売します。
また、この「マグネタクト アニマル」を用いて、磁石という身近な材料を通して、科学現象に触れる工作ワークショップを行うプロジェクトを実施いたします。
2021年6月20日(日)、福永紙工が運営する店舗 TAKEOFF-SITE(東京都立川市GREEN SPRINGS内)にて、新製品「マグネタクト アニマル」を先行販売するとともに、同地を拠点に、オンライン・オフライン問わず楽しめるワークショップの開催・配信を開始します。

マグネタクトアニマルについて

マグネタクトアニマルは、NTT コミュニケーション科学基礎研究所 安謙太郎博士が研究する、磁石シートを用いた磁性触覚技術「マグネタクト」をクリエイターの石川将也氏が触覚だけでなく「動き」の領域に発展させることで生まれた、新しいキネクト・トイ(動くおもちゃ)です。磁石シートと厚紙を関節でつなぐ簡単な工作で、いく通りもの驚くような動きが、小気味良い音とともに生じます。

今回、福永紙工は「マグネタクトアニマル制作プロジェクトメンバー」として、石川氏、サービスプロデューサーの吉田一穂氏とともに、この磁石シートに特殊な加工を施したキットを製品化するとともに、石川・吉田氏が開発した「マグネタクトアニマル」を用いたワークショップを世の中に広めるべく、2021年4月にクラウドファンディングに挑戦し、多くの方々からのご支援のもと、プロジェクトを成立することができました。

「マグネタクトアニマルオンラインワークショップ」では、マグネタクトアニマルのキットを郵送し、多数のカメラによる多視点映像などを駆使することで、オンラインであっても、工作手順がよくわかる、手で直接科学現象に触れられるワークショップを実現します。

石川氏は、クラウドファンディングの支援により、このプロジェクトのために様々な角度から映像を提供することができる移動式スタジオワゴンを開発しました。

6月20日(日)よりはじまるクラウドファンディング支援者様に向けてのワークショップを皮切りに、このスタジオワゴンを用いたオンラインワークショップを、TAKEOFF-SITEを拠点に開催します。

私たちは、コロナ禍により少なくなっている、子供達が直接科学に触れる体験の機会を絶やさないためにも、「マグネタクトアニマル」を通して科学を伝える活動に共に取組んで参ります。また、ゆくゆくはこのワゴンシステムをクリエイターや教育者、科学コミュニケーターの方々にも使っていただけるような、プラットフォームとして展開するべく、活動を周知して参ります。


「ワークショップワゴン構想概念図」(石川将也:画)

新製品

マグネタクトアニマル

磁石の研究から生まれた生き物たちがパタパタうごく!
磁石シートと厚紙を紙でつなぎあわせるだけで「パクパク」「バタバタ」といったおどろきの動きをする生き物が生まれます。工作を通して、磁石という身近な材料にひそむ科学の面白さを体験できるキットです。

販売価格:2,530円(税込)
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マグネットビューアー

「マグネタクト アニマル」の磁石シートにかざすことで、不思議な動きを実現している磁石の働きを観察することができるビューアーです。マグネタクトアニマル以外にも、タブレットなど、身の回りのものに隠された磁石を発見・観察することができます。

種類:赤・黄・緑
販売価格:748円(税)
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▼スケジュール

6月20日(日)
クラウドファンディング支援者様向けワークショップ(1)開催
TAKEOFF-SITEにて先行発売
マグネタクトアニマルオフィシャルサイトオープン(予定)

6月28日(月)
製品リリース

7月4日(日)
クラウドファンディング支援者様向けワークショップ(2)開催

7月5日(月)
一般発売

7月22日(木・祝)
クラウドファンディング支援者様向けワークショップ(3)開催 *オンラインのみ


【マグネタクトアニマル制作プロジェクトメンバー】

石川将也(映像作家・グラフィックデザイナー・視覚表現研究者)
1980年生まれ。慶應義塾大学佐藤雅彦研究室を経て、2006年より2019年までクリエイティブグループ「ユーフラテス」に所属。科学映像「NIMS 未来の科学者たちへ」シリーズやNHK Eテレ「ピタゴラスイッチ」「2355/0655」などの制作に携わる。2020年独立。デザインスタジオcog設立。研究を通じた新しい表現手法の開発と、それを用いて情報を伝えるデザイン活動を行っている。最新作「Layers of Light / 光のレイヤー」が令和2年度メディア芸術クリエイター育成支援事業に採択された。2019年より武蔵野美術大学空間演出デザイン学科 非常勤講師。小沢健二グラフィックバンド所属。

吉田一穂(サービスプロデューサー・モンテッソーリ講師)
1976年生まれ。慶應義塾大学大学院でコンピュータサイエンスを学び、NTTに入社。NTT研究所にて、研究成果を用いたサービスプロデュース、パートナー企業との協業に携わる。2017年子育てを機に退職し、コイル株式会社を設立。企業内子育て支援施策の企画運営、子ども向けサービスプロデュースを行う。

福永紙工株式会社
東京都立川市にある創業58年になる紙加工の製造会社。2006年よりデザイナーとの協働プロジェクト「かみの工作所」「テラダモケイ」「空気の器」などを発足させ、それまでの製造のノウハウをベースに自由 斬新なデザイナーの発想を融合させ工場発の主体的な紙製品の開発、製造、販売を行う。


本件に関するお問合せ

福永紙工株式会社
info@fukunaga-print.co.jp
TEL. 042-523-1515   FAX. 042-527-4632
担当:大坪、浜田

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