紙工視点紙工視点
2018年に第1弾を発表した「紙工視点(シコウシテン)」は、紙にひそむ可能性を探るプロジェクト。第2弾では、あらたな3組のデザイナーが一度、まっさらな心になって紙という素材と向き合い、ひたすら手をうごかしながら、じっくり試作をかさねてプロダクトを完成させました。生活のなかで、あたらしい紙の製品のたたずまいを提案したり、かたちから派生してふくらんだ物語を面白がったり、自分でも「ほしい!」と思える機能とかわいさにこだわったり。三者三様の視点がはぐくんだプロセスを想像しながら、お楽しみください。

【紙工視点2022】から発表された製品は、福永紙工オンラインショップ「SPM」でご購入いただけます。
https://s-p-m.jp/collections/shikoushiten

Photographer: Masaki Ogawa
 Styling: Yumi Nakata

クリエイター

DOMINO ARCHITECTS
大野友資

建築家。DOMINO ARCHITECTS代表。デザインの実践と理論の 両面から歴史や文脈への接続を 試み、情報と物質、デジタルとアナログ、ハイテクとローテクを相対化するような設計を手がける。

パーフェクトロン
クワクボリョウタ+山口レイコ

生活と実験のアートユニット。 日々、面白い事象を探している。 テレビ番組の映像制作、展覧会 の展示構成や作品制作をしてい る。主な仕事に「デザインあ」「虫 展」など。モットーは「なんでわざわざをかたちに」

五十嵐 瑠衣

Rui Igarashi

空間デザイナー・設計士。展覧 会の会場構成の仕事を中心に、 空間や物など何でも設計する。 主な仕事に「デザインあ展」「谷川俊太郎展」「江戸東京リシンク展」「ヨシタケシンスケ展かもしれない」など